ロシアとしては「侵攻1年」をどのように迎えているのでしょうか?

ロシアでは侵攻から1年という報道はほとんどありませんが、メドベージェフ前大統領がSNSを通じて「特別軍事作戦を開始して1年が経った。勝利は達成されるだろう」と表明しました。

ロシア側の勝利の後にしか交渉はできないとし、「我々への脅威を取り除くために必要であればポーランド国境まで押し返す」と主張。ウクライナ全土制圧のシナリオもあると示唆しました。

侵攻後、強硬発言を繰り返しているメドベージェフ氏ですが、プーチン政権として侵攻を継続していく姿勢を強調したものとみられます。

Q.この1年、ロシアではどんな変化を感じますか?

ロシア国内ではウクライナ侵攻を支持する層と、それに反対する層との分断が深まっています。

この分断は人間関係や家族関係にも広く影響を及ぼしているとみられます。

プーチン氏は来年3月に予定通り実施するという大統領選挙に向けて国民の愛国心を一層駆り立てるとみられますが、それは同時に戦果を求める声として自らに返ってくることにもなり、さらなる戦闘激化も懸念されます。