戦国時代に開かれた歴史ある棚田を未来につなげる取り組みです。静岡県浜松市北区引佐町にある久留女木(くるめき)の棚田を守ろうと地域の協議会が活動を始めました。
<清水英之記者>
「過疎化や地元の方の高齢化により、この棚田を守っていくのはとても大変なようです」
久留女木の棚田は、新東名の浜松いなさインターから車で15分ほどの山あいにあります。広さは7.7ヘクタール、およそ800枚の田んぼが広がり、戦国時代、井伊家に守られ、開墾されたといわれます。
<久留女木地域振興協議会 西本有一会長>
「棚田が末永く10年20年と生きていくことを期待しながら、今後またよろしくお願いします」
3月、久留女木の棚田が農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されたことを受け、先週土曜日、住民と企業、行政による協議会が発足しました。
全体のおよそ半分の棚田を維持すること。耕作者を育成すること。サポーターを50組以上募集し、交流人口を増やすこと。3つ目標を掲げ、2025年3月までの達成を目指します。
<静岡文化芸術大学3年 小渕康成さん>
「水の通り道を作るために木槌でたたいて、ここの溝を深くしています」
<記者>
「相当、重労働ですね?」
<小渕さん>
「めちゃめちゃしんどいです」
目標を達成するための強い味方が静岡文化芸術大学の学生15人で組織する「引佐耕作隊」です。
<静岡文化芸術大学4年 八木彩樺さん>
「もともと活動自体は2016年4月から、こういった使わなくなった田んぼの再生を目的に活動を開始した」
週末に棚田を訪れ、田おこしから、田植え、稲刈りまでボランティアで作業します。協議会では棚田に関わってくれる人を増やし里山を守るため頑張りたいとしています。
注目の記事
高市一強の陰で「民主王国」北海道で大敗した中道・落選議員の現在地…資金難、どぶ板、市長選の影 長く先の見えない浪人生活の苦闘

「病院で顔面蒼白に…」給食のリンゴをのどに詰まらせ意識不明 意識戻らぬまま3歳に…24時間つきっきりの在宅看護 家族の今は【前編】

【画期的】異国の地で息子が過労自死…「元気だった息子を返して。二度と犠牲者を出さない決意を社会に示して」再発防止を希求した遺族の闘い 企業と共同で「海外派遣者健康管理マニュアル」を策定

“チャーハン症候群”にご注意! においや味で見分け困難…熱に強い食中毒菌 対策は?【Nスタ解説】

気がつくと指がボコボコに…1本の指に数十個の“水ぶくれ” 夏に増える「汗疱(かんぽう)」とは? 水虫との違いや予防策を医師が解説

【詐欺の実態】「100%損失しない」「あなたに逮捕状」 拡大する特殊詐欺









