コロナ禍での働き方の変化に伴い、人の流れも、都会から地方へと変化してきました。こうした中、高知市のホテルが県外の企業を呼び込もうとシェアオフィスをオープンしました。
高知サンライズホテルに24日オープンしたのは「BASE CAMP IN OHASHIDORI」です。
高知サンライズホテルと高知市の岡村文具、東京の「ツクリエ」という企業が合同で進めているプロジェクトの一環です。コロナ禍で地方への関心が高まる中、高知市の中心部に都会からの人の流れを呼び込もうという狙いで、おととし5月には帯屋町にオープン。今回が2か所目となります。
新しいシェアオフィスは、ホテルの2階と5階にあり、コロナ禍で使用する頻度が激減した宴会場を改装しました。カフェのような雰囲気で、様々なシーンに合わせて利用できます。
また、5階のエリアには室内にテントをはったキャンピングオフィスも。非日常的な空間から新しいアイデアが生まれ、利用者同士をつなぐコミュニケーションの場になりそうです。
(高知サンライズホテル 古谷文平 営業本部長)
「宿泊とオフィスがセットになっているので県外からきた企業が新しい事業を立ち上げる時に滞在拠点としても活用できます。コロナ禍も手伝って全国どこに居ながらにしても仕事ができるような環境が整ってきたので人とか企業を多く高知に呼び込んできたいなと思っています」
「BASE CAMP IN OHASHIDORI」にはすでに2社入ることが決まっていて25日からは大阪のIT企業の高知での採用活動に利用されるということです。














