ロシアのウクライナ侵攻から24日で1年になります。高知工科大学の学生たちが製作・販売した缶詰の売り上げ金が、23日、高知県内でウクライナを支援する団体に寄付されました。

寄付を行ったのは、高知工科大学商品開発部のメンバーです。商品開発部では、ウクライナを支援しようと黒潮町の工場と協力し去年4月から缶詰を製作。県産の食材を使ってボルシチや豚の焼き肉、にんじんのケーキといったウクライナの郷土料理を再現しています。缶詰は去年9月から県内の量販店などで販売され、23日、売り上げの全額およそ200万円が寄付されました。

去年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナ出身で支援団体の代表を務めるコスチャンチン・オヴシアンニコウさんは、学生からの寄付が大きな支援になると話します。
(ウクライナ友の会 コスチャンチン・オヴシアンニコウ 代表)
「(ウクライナ侵攻は)非常に激しい思い(こんなに)。大規模な侵攻は予想していなかったので。高知に対して工科大学に対して温かい気持ちです。非常にありがたいです」
(高知工科大学商品開発部 山田皐稀 代表)
「少しでもウクライナの人々が楽になるような手助けになってもらえたら嬉しい」
寄付金は県内や国内に避難するウクライナ人の支援などに役立てられます。














