3月1日の卒業式を前に、宮城県石巻市の水産高校の生徒たちが24日、実習で養殖をしてきたイワガキを水揚げしました。
石巻市の県水産高校の3年生7人が、牡鹿半島にある前網浜で、地元漁師の協力を受けながらイワガキおよそ300キロを水揚げしました。

水産高校では1997年に、イワガキの養殖実習をスタートさせています。震災後は中断していたものの、去年から水揚げを再開しました。
生徒:
「(これからの水産業は)自分たちで育てていくのがメインになると思うので、このような授業が出来て今後の人生にいかせると思うので良かった」

生徒たちは早速、カキの出来栄えを確かめていました。
生徒:
「とてもクリーミーでおいしいです」

イワガキは25日、石巻魚市場に出荷され、競りにかけられます。夏に旬を迎えるイワガキは、冬のマガキに比べ身が大きく、市場では3倍ほどの高値がつくということです。















