国連総会の緊急特別会合でウクライナの平和を求める決議案が採択されたことについて、林外務大臣は「圧倒的多数がウクライナへの支持を表明した」と述べました。

林芳正外務大臣
「国連加盟国の圧倒的多数がロシアによる侵略の即時停止を求めるとともにに、ウクライナへの力強い支持を表明したものと考えております」

▼ウクライナの平和と、▼ロシア軍に無条件の即時撤退などを求める決議案が141か国の圧倒的賛成多数で採択されたことについて、林外務大臣はこのように述べたうえ、「平和とは単に敵対行為が停止すれば良いものではなく、その前提はロシア軍が即時に完全かつ無条件に撤退することだ」と強調しました。

決議案には日本も共同提案国に名を連ね、林外務大臣も最後までガーナやスロバキア、太平洋島嶼国など各国の代表と会談し、賛成を呼びかけました。

賛成141か国に対し、ロシアを含む7か国が反対、中国など32か国が棄権に回っています。