進学をきっかけに春から1人暮らしをする学生の部屋探しが始まっています。物価高の影響もあり親にとって大きな出費となりますが、福岡市の地下鉄沿線の大学ではちょっとした変化が起きています。
◆西日本最大級の私立大学では

RKB原口佳歩「福岡大学は、きょうが一般入試の合格発表です。ただ今年から掲示板ではなくインターネットでの発表となったため、受験生の姿は見られません」
福岡市城南区の七隈にある福岡大学。約2万人の学生が通う西日本最大級のマンモス校で、一般入試の前期日程などに約3万9700人が受験し、約1万5000人が合格。平均倍率は2・64倍と、前年度を若干下回りました。

大学の近くにある不動産会社では、合格した受験生やその家族から物件に関する連絡が相次いでいました。
◆家賃は大体どのくらい?
大学生にとって楽しみの1つでもある「1人暮らし」。福岡大学に通う学生にいまの家賃を聞きました。

「2万4000円です。1人暮らしだと、楽ですね、親の強制とかないし、自由にできるのでいいです」「3万5000円でくらいで安い方だと思います」「5万くらいです」

全国大学生協連が実施した2021年の調査によると、1人暮らしをする学生の1か月あたりの支出は、全国平均で約12万5000円、自宅生のおよそ2倍です。支出の内訳をみると住宅費が4割以上を占めています。一方、保護者の仕送り額は全国平均で約7万2000円となっています。














