今後、日本の金利はどう動いていくのか。次の日銀総裁候補となっている植田和男氏が24日、国会に登場するのを前に、日銀と市場の攻防戦が激しさを増しています。
今週、日本国債を売買する債券市場には、かつてない緊張感が広がっていました。
記者
「(長期金利が)2営業日連続で、日銀の上限を突破しました」
国債が売られると上昇する長期金利が、連日、日銀が上限に設定している0.5%を突破したのです。
その理由は、黒田日銀が、景気を冷え込ませないために金利の上昇を無理やり抑え込んできた異次元の金融緩和が限界を迎えているためです。
過度な円安などの副作用が噴出する中、投資家たちは「金利を無理やり抑え込んできた日銀の政策がいずれ修正されるだろう」とみて、日本国債を売る動きを強めているのです。
こうした事態に、日銀は投資家の“売り”を抑え込む新たな策を打ち出していますが、金利上昇の“マグマ”が煮えたぎったままです。
東海東京証券 佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
「体制が変われば政策も変わるのではないか。黒田体制から植田体制になると」
緊張が高まる中、24日、国会に登場する次の総裁候補・植田和男氏。異次元の金融緩和についてどのように語るか。金利だけでなく、今後の日本経済を大きく左右することになります。
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