アメリカ領空に侵入した中国の気球を撃墜前に間近から撮影した画像が公開されました。

コックピットから見下ろす先に浮かぶ白い球体。アメリカの領空に侵入した中国の気球で、太陽光パネルのようなものがつながっています。

撃墜の1日前の今月3日、中部の上空で軍のU-2偵察機から撮影されました。その後、撃墜された気球は回収され、FBI=連邦捜査局が分析を進めています。

18日の外交トップ同士の会談でアメリカ側は対話を維持する重要性を指摘しましたが、アメリカ政府高官によりますと、軍の間では中国側が連絡に応じない状況が続いているということです。