■父親から借金を相続…会社が不振になり
弁護人:「借金をするようになった時期は?」
石田被告:「平成27年ぐらいです」
弁護人:「そのころ借金をするようになった理由はなんですか?」
石田被告:「私の父親が亡くなりまして、父から相続した借金をすべて清算してくださいと言われて借金しました」
弁護人:「消費者金融からの借り入れと返済を繰り返していましたね?」
石田被告:「私の会社が不振になり、右肩下がりで収入が下がり、月々23万円ぐらいの収入が18万円くらいになりました。少しでも生活の足しにしようと思って…ギャンブルも月2,3万円くらい使っていました」
弁護人:「どのようなギャンブルですか?」
石田被告:「競輪や宝くじです」
弁護人「ギャンブルに使うお金はどれくらい?」
石田被告:「平成27年は月に2,3万円。60歳で会社を定年になってからは月に5万円くらい使っていたと思います」
弁護人:「消費者金融への返済は?」
石田被告:「月に10万円くらいです」
■神社の改修費を返済したことはあったか
弁護人:「整備委員会へ一部返済したことはありますか?」
石田被告:「逮捕後に30万円、逮捕前はありません」
弁護人:「返済しようと考えたことはなかったんですか?」
石田被告:「なかったということはないです」