将来の夢を持ってもらおうと、20日高知市の小学校で講演会が開かれました。建設会社の社長が子どもたちに語る「働くこと」とは。

大津小学校の児童たちを前に講演したのは高知市のミタニ建設工業の三谷剛平社長です。「仕事を通じて自己実現を目指す」というテーマで、6年生およそ100人が参加しました。三谷社長は自分の前に立ちはだかった壁を乗り越えるために、「考え方を変えてみる」ことややりたいことを実現するために大切なことは、自分の気持ちに加え、「仲間をまきこむ」ことだなどと説明。自身の経験を踏まえながら、たくさんの未来が待っている子どもたちに、エールを送りました。

(ミタニ建設工業 三谷剛平 社長)
「自分が『あれやりたい、これやりたい』と思ったときに、『一緒にやろう』と人が集まってくれる人になってもらったら、自分がやれることもどんどん広がってくるし、自信もついてくるし、いいサイクルになる。ぜひ、そういう人になってもらいたい」

(児童)
「仲間の大切さとかがよく分かったので、これから中学生になっても、仲間を大切にして頑張りたい」
「もし、人をまとめる立場になったら、講演のことを思い出して、一生懸命やっていきたい」

ミタニ建設工業では、他にもSDGsをテーマにした講演会などを開いていて、今後も様々な形で子どもたちにエールを送りたいとしています。