◆専用の「パンダ舎」沖縄まで行ってササを探す騒動

「奥の方で寝そべっているのがメスのパオリンちゃん。年齢17歳でございます。少し大きい方がシャンシャンですね、オスのシャンシャンちゃんです」
来場者「かわいいですね」「寝ているところばかりで」「できればもっと近くで見たかったですね、距離がありすぎて」

市は、わずか2か月の公開のために専用のパンダ舎を設置。さらに、パンダが好むササを探して、わざわざ沖縄まで行くほどの力の入れようでした。
福岡市動物園 企画・運営担当 福原佑介主査「パンダは笹をたくさんたべるので笹の調達であったり、笹も好みがあるみたいで笹の選定にも苦労したみたいです。」
◆「迷子続出」で「パンダ警備」も実施

「このパンダ警備を成功させるもさせないも、我ら警備隊の双肩にかかっております」
一般公開の初日は、朝から多くの警察官やガードマンが警備にかり出され、入場制限をするほどの混雑ぶりでした。県外から訪れた人も多く、出口が分からなくなって右往左往する姿が見られたほか、パンダに夢中になりすぎて、1日で60人以上もの迷子が続出しました。

動物園周辺の店舗には、パンダ人気にあやかった商品も登場しました。正門の近くにあるこの土産物店にも、全国各地から多くの人が訪れ、関連グッズが飛ぶように売れたといいます。

奥村商店 小金丸猷二代表「やっぱりパンダの人気はすごいよね」
Q.パンダが来た時の人出の多さは?
「これまで経験したことがない」「並んで入らないといけない。(見られるのは)1分くらい。東京と一緒で、流れ作業で見ていた」














