警察官を名乗る男らから「通帳を調べる必要がある」などと言われ、大分県豊後高田市の高齢女性が通帳やキャッシュカードをだまし取られ、およそ2400万円の被害にあいました。

1月上旬、豊後高田市に住む70代の女性の自宅電話に警察官を名乗る男から「逮捕した男があなたが共犯者で400万円を口座に入金したと話している」と嘘の電話がありました。そしてこの男や検事をかたる男から「あなたの通帳を調べる必要がある」と言われ、この話を信じた女性は自宅に来た警察官を名乗る別の男に合わせて通帳5冊とキャッシュカード5枚をだましとられました。

その後、男らと連絡が取れなくなり、2月11日に女性が警察に相談にきて被害が発覚。その後の調べで女性の口座からおよそ2400万円が引き出されていました。

警察は特殊詐欺事件として捜査しています。