ロシア軍によるウクライナ侵攻からまもなく一年が経ちます。宮城県石巻市に避難してきたウクライナ人女性が19日、仙台市で行なわれたトークイベントで体験を語りました。

イリナ・ホンチャロヴァさん:
「みなさん、こんにちは私はイリナです」

仙台市青葉区の県民会館で講演したのは、石巻市に住むイリナ・ホンチャロヴァさん(63)です。

イリナさんは、ロシアの軍事侵攻を受けウクライナから去年の4月に息子夫婦が住む石巻へと避難してきました。

イリナ・ホンチャロヴァさん:
「24日で戦争がはじまり一年を迎える状況ですが、まだ続いているのが、すごく残念です」

このイベントは、19日まで開催された「0224ウクライナ」の写真展の一環として行われました。

訪れた人:
「(戦争を)体験してきたというのが身近に感じた本当に悲しいなって」

県によりますと、2月1日現在、ウクライナから宮城県内に避難して来ている人は、35人になるということです。