北朝鮮が18日夕方、ICBM級=大陸間弾道ミサイル1発を発射しました。ミサイルは、日本のEEZ=排他的経済水域にあたる北海道の西およそ200キロの日本海に落下したとみられます。
岸田総理
「国際社会全体に対する挑発をエスカレートさせる暴挙であり、当然のことながら、厳しく抗議を行ったところであります」
防衛省によりますと、平壌近郊から発射されたのはICBM級の弾道ミサイルで、最高高度およそ5700キロで、およそ66分間・900キロ飛行して、午後6時半ごろ、北海道の渡島大島の西およそ200キロの日本のEEZ内に落下したとみられるということです。
浜田防衛大臣は、ミサイルは角度が高いロフテッド軌道で発射され、弾頭の重さによっては射程が1万4000キロを超え、アメリカ全土が含まれる可能性を明らかにしました。
そのうえで、日本の領域に落下したり上空を通過する可能性がなかったため、Jアラート=全国瞬時警報システムは発出しなかったと説明、現時点で日本の航空機や船舶に被害は確認されていないということです。
一方、韓国政府の関係者は、このミサイルについて「固体燃料を使う新たなICBMの可能性が高い」との見方を示しています。
発射を知った函館市民は…。
「今知りましたね。なんかまたミサイル飛んできたんだなって。実感ないですね。アラートなかったっていうのもあって」
「度々撃っているんで、挑発的なものかなとは思うんですけれどね。結構身近には感じますね。もしかすればってところもあるので。多少危機感があったり、備えはどうなのかとか、たまに考えることはありますね」
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

かわいさ=痩せていること?「ありのままじゃ駄目なのかな?」 ”世界トップレベル”に痩せている日本人女性 「ルッキズム」が引き起こす無理なダイエットの危険性

「ひみ寒ぶり」記録的不漁でブリ丼4380円 目当ての観光客も高値に戸惑い 北陸の港町に”経済効果10億円”もいつ富山湾へ

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本









