宮城県名取市の男性が、仮想通貨のうその投資話をもちかけられ、あわせて620万円をだまし取られました。警察が、詐欺事件として捜査しています。

 被害にあったのは、宮城県名取市内に住む団体職員の40代男性です。警察によりますと、男性は、2022年12月15日ころ、SNSで知り合った女性から仮想通貨、ビットコインの投資サイトを勧められ登録し、初回の投資に利益が出たことから、登録した投資サイトに2023年1月10日から1月31日までの期間、サイトに指定された口座に5回にわたり合計620万円を振り込んだということです。男性は、4回目の送金の際に、銀行の行員や警察官から詐欺の疑いがあるので、やめるよう説得されましたが、説得に応じず、5回目の送金も行いました。
 しかし、その送金後、男性が投資サイトから現金を引き出そうとしたところ、さらに手数料や税金の名目で多額の送金を指示されたため、詐欺の被害に気が付いたということです。警察が、投資目的の特殊詐欺事件として捜査しています。