なつかしい「やくも」が帰ってきました。
15年ほど前まで走っていた「スーパーやくも」。その車体カラーに塗装された車両の運行が17日から始まりました。
17日午前11時20分ごろ、米子駅のホームに滑り込んできたのは紫色の特急やくも。1994年から2006年にかけて走っていた「スーパーやくも」の塗装が施されています。
伯備線の特急やくもの運行開始50周年を記念したリバイバル塗装の第2弾として、17日に運行が始まりました。
このうち米子駅では、平井知事や伊木市長らが出迎え、下車した人に記念乗車証などを手渡しました。
横浜からの男性
「沿線からたくさん撮影されている方が見えて、この列車の注目の高さがうかがえて楽しかったです」
新見からの男性
「昔乗り降りしていた色なので、ピカピカに光っていて気持ちいいし懐かしいし誇らしいですね」
鳥取県 平井伸治知事
「スーパーやくも、きょうはパープルに塗りまして、『スーパープルやくも』でございます。我々山陰としてもおもてなしをして、これからますますJRと一緒にのびていく、そういう観光を目指していきたいと思います」
この列車は、2024年の春に「特急やくも」が順次リニューアルされるまで、岡山駅と出雲市駅の間を1日2往復するということです。