建設業界の脱炭素化を考える交流会が高知市で開かれました。業界では近年、国や県、大手企業から仕事を受注する際、脱炭素化が求められるケースが増えてきているということです。

(ミタニ建設工業・総務部SDGs担当 中村美穂子さん)
「取り引き先にも脱炭素化を求める企業が増えていて、逆に進めていないと仕事がもらえらなくなる」

この交流会は高知市のミタニ建設工業が、建設業界の脱炭素を進めていこうと開き、17日は参加した8社の社員らが業務の中でどのようにCO2を削減していくのか考えました。

(参加者)
「つくっていく過程で無駄がある程度出ますし…」
「1週間工事してたら1000Lは給油する…」

ミタニ建設工業によりますと、最近では国や県・大手企業が発注する仕事で脱炭素が条件となることも多く、工事を受注する際、脱炭素化に向けてどう取り組んでいくのか求められるケースが増えてきているといいます。

(ミタニ建設工業・総務部SDGs担当 中村美穂子さん)
「みんなやらないといけないという思いはあると思う。ただ一社だけがやって達成できるものではないので、みんなで取り組んでいこうと」

ミタニ建設工業は今後も交流会を開き、具体的な取り組みにつなげていく方針です。