富山県内初の公立小学校として1873年に開校した高岡市の伏木小学校が16日、創立150周年を迎えました。

記念式では、伏木小学校を開校し伏木港の発展にも尽力した実業家・藤井能三の歴史が紹介されたほか、OBの多賀令史さんが作曲した「150周年讃歌」が披露され、児童たちの美しい声が響き渡っていました。

これまでに伏木小を巣立ったのは2万5000人にのぼり、山岸英紀校長は「藤井能三さんのように大きな夢を持って未来を切り開いてほしい」と児童に語りかけていました。