2022年、山梨県北杜市の太陽光発電施設で盗難被害にあった銅線は、長さが1.5kmに及ぶことがわかりました。

被害額はおよそ1900万円で、復旧のための工事費は約9000万円に上ります。

2022年12月 銅線の盗難被害にあったのは、北杜市が運営する「北杜サイト太陽光発電所」です。

市の調査で、マンホール内の銅線は長さ約3kmにわたり切断され、このうち1.5kmが盗まれていたことが新たにわかりました。

被害額は約1900万円で、復旧の工事費は9000万円ほどに上るということです。

工事は3月中旬から始まる見込みで、全面復旧は8月ごろとしています。

現在施設は4割程度しか稼働しておらず、市の売電収入は、7月末までに少なくとも3500万円は減少するとみられています。

盗難を受けて、市は監視カメラ3台を設置したほか、人感センサーの設置を検討しています。

なお市は2月10日、警察に被害届を提出しました。