トヨタ自動車やNTTなど日本企業が出資する半導体の新会社「ラピダス」が北海道に工場建設を検討していることがわかりました。

トヨタやNTTなど8社が出資する半導体の新会社「ラピダス」は、自動運転や人工知能に使われる最先端の2ナノの半導体の量産化を2027年に確立するとしています。

ラピダスは国内での生産を目指していますが、工場候補地の一つに北海道が挙がっていることがわかりました。北海道はあす、鈴木直道知事が東京のラピダス本社を訪問すると発表していて、誘致に向けた協議が行われます。

ラピダス 東哲郎会長
「(Q.ラピダスの工場はどこに作るつもり?)まだ、そこは決まってない。決まりましたらお話ししたい」

ラピダスの東哲郎会長は今月4日のBS-TBSの経済番組「Bizスクエア」でこのように述べ、現時点で決まっておらず、決まり次第公表する考えを明らかにしていました。

関係者によりますと、工場の誘致については複数の都道府県から声がかかっているということで、ラピダスは来月までに正式決定することにしています。