政府が子ども関連予算の倍増を掲げていることに関連し、岸田総理は国会で、児童手当などの子育て政策も含めた家族関係の支出はGDP比2%を実現しているとしたうえで、「それを倍増させる」と述べました。
岸田総理
「家族関係社会支出は2020年度の段階で、これGDP比2%を実現しています。そしてそれをさらに倍増しようではないかということを申し上げている」
岸田総理は衆議院予算委員会で子ども関連予算の倍増について問われ、このように述べました。
2020年度の家族関係社会支出は10兆7536億円、GDP比2.01%で、倍増するとGDP比4%となります。岸田総理は子ども関連予算の倍増を掲げていますが、何を倍増させるのか具体的に言及したのは初めてです。
ただ、この総理の答弁について、現役閣僚のひとりは「言葉のあやだ。2020年度はコロナの影響で特殊な年だったということもあり、GDP比2.01%が発射台になることはない」とGDP比4%を目指すことには否定的な見解を示しました。
注目の記事
「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









