岸田総理は、衆議院・予算委員会で原発を60年を超えて運転できるようにする新たな政府の方針について、「原子力規制委員会の基準に適合したものでなければ、運転出来ない原則は変わっていない」と強調しました。
立憲民主党 枝野幸男 前代表
「原子力発電所が時間が経てば、もろくなるということについて、科学的に新しい知見が何かあったんですか」
岸田総理
「安全性については期間がどうであっても、原子力規制委員会の基準に適合したものでなければ運転出来ない。この原則は従来から変わっていない」
原発の運転期間をめぐっては、原子力規制委員会が従来の最長60年から「60年超の運転」を可能にする法律の改正案を決定しています。
立憲民主党の枝野前代表は「今の政権の原子力政策は、12年前の教訓を無視している」と批判しましたが、岸田総理は「安全性が大前提ということは全く変わらない」などと繰り返し答弁しました。
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