仙台医療圏の4つの病院を2つの拠点に再編する宮城県の構想をめぐり、市民団体などが14日、県庁前で集会を開き、構想への反対を訴えました。
集会は、県議会2月定例会の開会に合わせて地域住民らがつくる市民団体や医療従事者の労働組合などが開いたもので、参加者は「地域医療を守れ」などと県庁に向かってシュプレヒコールをしました。

県の構想は、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合して名取市に。東北労災病院と県立精神医療センターを併設して富谷市に移転させるものです。

参加者は、「県は議論の経過を明らかにしていない。情報を開示し患者や地域住民を交えオープンに議論すべきだ」などと訴えました。

県は構想をめぐり3月中に関係機関との基本合意を目指しています。














