“いのの大国さま”として親しまれている高知県いの町の椙本神社で、12日、毎年恒例の「春の大祭」が開かれました。

椙本神社の「春の大祭」は、1年の作物の実りや幸福を祈る祭りで、土佐の三大祭りの1つと言われています。12日は大勢の参拝客が訪れ、家族や自身の健康や幸せを願ったり、幸福を呼び込むとされる「古式福俵(こしきふくだわら)」を買い求めたりしていました。

■訪れた人
「やっぱり心が洗われますね。清々しい気持ちになります。ちょうど初めてひ孫ができたので、元気で育つようにお参りしました。お願いをしたので何とか応えてくれますでしょ?」


また、国の重要無形民俗文化財「名野川磐門神楽」も披露されました。訪れた人たちは、配られた“福銭”を手に、1年の幸せを願っていました。