老朽化が進む高知県室戸市役所の庁舎について「庁舎を移転し建て替えるか、今の建物を耐震補強するか」を問う住民投票が、12日、告示されました。
1983年(昭和58年)に建設された室戸市役所は、4年前の耐震診断で「震度6強~7クラスの大規模地震発生時に崩壊または倒壊の危険性がある」とされたほか、南海トラフ地震による津波で浸水することが予想されています。
このため対応が急務となっていますが、庁舎の整備については、①移転建て替え、②今の庁舎の耐震補強・改修工事、…とする2つに意見が分かれていて、室戸市は、初めて住民投票を実施し市民の意向を問うことにしました。
投票率が50%以上になった場合、条例によって、市議会と市長には「結果を尊重し整備を検討する義務」が生じますが、植田壯一郎市長は「投票率が低い場合でも、投票の結果を参考に方向性を定め議会に提案する」としています。
投票は2月19日(日)に室戸市内27か所の投票所で行われ、即日開票されます。また期日前投票は、2月13日(月)~2月18日(土)に市役所などで行われます。
注目の記事
「ハラミ」はいつから主役級? 人気の裏に焼肉店の苦労…プロ直伝・お家焼肉のコツを紹介【Nスタ解説】

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 逮捕の男は”停車した車”を追い抜き中学生をはねる…「危険運転」とは何か、ドライバーが共有するべきリスクとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」
