鬼がまく白い粉とたんきり飴が厄よけになると伝わる、「豊橋鬼祭」が愛知県豊橋市で行われました。


1000年以上続く「豊橋鬼祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されていて、ことしは3年ぶりに観客を入れて行われました。


クライマックスの「赤鬼と天狗のからかい」では、闘いに敗れた赤鬼が、白い粉とたんきり飴をまきながら退散します。


この粉を浴びて、飴を食べると健康に過ごせると言われていて、厄よけを願う多くの人たちが集まりました。


(白い粉を浴びた人)「すごく粉がかかってありがたかった」「これで厄がとれたなと思い、ちょっとうれしい」
「気持ちがすっきりした。頑張れそう」


11日の「豊橋鬼祭」には、およそ1万5000人が訪れたということです。