10日から11日未明にかけて、宮城県内では雪が降り続き仙台市内では8年ぶりに20センチ以上の積雪を観測しました。すでに天気は回復していますが、朝から雪かきに追われる人たちの姿もみられました。

本州の南岸を発達しながら東へ進んだ低気圧の影響で、宮城県内は、10日から11日未明にかけて雪が降り続きました。

仙台市内では最も積もった時の積雪が21センチと8年ぶりに20センチ以上の積雪を観測し、各地で除雪車が出動しました。

一夜明け、低気圧は東に離れ県内は青空が広がっていますが、朝から雪かきに追われる人の姿がみられました。

雪かきをしている人
「びっくりした。こんな雪は数年ぶり」

雪かきをしている人
「きのう2回雪かきをしたが、まさかこんなになるなんて思わなかった。もう降らないことを祈る」

午前11時の積雪は仙台で15センチなど、まだ各地で多くの雪が残っています。県内はこの後もおおむね晴れて、最高気温は8度前後まで上がる所が多いでしょう。

この雪で、県内ではスリップ事故が相次ぎ、東北道や三陸道などでも一部の区間で最大12時間通行止めとなりました。

一方、空の便では大阪行きや札幌行きなど仙台空港を出発する便あわせて6便が欠航しました。