福島市の飯坂小学校は、地域の環境美化に取り組んだ学校として表彰されました。その背景には、ある人との出会いがありました。

9日、福島市で行われた表彰式。表彰は、地域社会と連携して環境美化に取り組む全国の小中学校が対象で、今回は、29校の中から福島市の飯坂小学校が、優良校に輝きました。

飯坂小の児童は、2006年に、リサイクルなど3つのRを表す「もったいない」を広めた環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんと植樹を通して交流しました。

飯坂小では、これを機に、マータイさんが来県した2月14日を「もったいないの日」に設定。

校内でもったいないエピソードを出し合うなどして3つのRの意識を高めたり、紙パックを集めてリサイクルしたりと、身近な環境活動に取り組んできました。

今回の表彰ではこうした姿勢が評価されました。

飯坂小6年・齊藤翔理さん「再利用できそうなやつは何か考えて、すぐ捨てずに使えるように新しく考えてがんばっている」