東北電力女川原発で発生した、「低レベル放射性廃棄物」について10日、専用の運搬船が女川原発に入港しました。青森県に運び、その後、埋設処分されます。
女川原発には10日午前7時40分、低レベル放射性廃棄物の専用運搬船「青栄丸」が接岸しました。

青栄丸は、九州電力玄海原発の低レベル放射性廃棄物を回収し、女川原発に入港しました。輸送されるのは、金属類やコンクリートなど原発での作業で発生した廃棄物で、ドラム缶296本分が青森県六ヶ所村にある日本原燃の埋設センターに運ばれます。
女川原発から低レベル放射性廃棄物が輸送されるのは12回目で、2015年5月以来となります。青栄丸は11日、女川原発を出港し、12日には青森県・むつ小川原港に入港。その日のうちに埋設センターへの輸送が完了する予定です。
