3月に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向け各出場チームの最終ロースター30人が10日(日本時間)、米専門テレビ局の生放送で発表され、プエルトリコ代表に横浜DeNAベイスターズで活躍するネフタリ・ソト(33)が選出された。
プエルトリコは2013年、2017年と決勝に進むも世界一のタイトルに届かず、2大会連続準優勝。悲願の初優勝に向け今大会指揮を執るのは、昨季現役を引退したメジャーナンバーワン捕手と言われたヤディアー・モリーナ新監督(40)。メジャーではゴールドグラブ賞9度、WBCでは最優秀捕手賞を2度授賞している。
その指揮官のもと、投手陣では鈴木誠也(28・カブス)のチームメイト、マーカス・ストローマン(31・カブス)が選出。前回大会はアメリカ代表として出場し優勝、大会MVPも獲得しているが、今大会はプエルトリコ代表で世界一を狙う。その他、昨季12勝をマークしたホセ・べリオス(28・ブルージェイズ)、メッツで32セーブを挙げたエドウィン・ディアス(28・メッツ)と先発、抑えの駒がそろった。
打撃陣はメジャー通算125盗塁のフランシスコ・リンドーア(29・メッツ)、メジャー1年目で打率.268、15本塁打のホセ・ミランダ(24・ツインズ)ら走攻守そろった布陣となっている。
プールDのプエルトリコは、ベネズエラ、ドミニカ共和国、ニカラグア、イスラエルと同組でアメリカラウンドで戦う。日本との対戦は勝ち進めば準決勝以降となる。