山梨県の南アルプス市と富士川町で寺を狙い、建物内に侵入する事件が相次いでいることがわかりました。


一部では金品を盗まれる被害もあり、警察は同一犯による窃盗事件とみて捜査しています。


被害にあった住職:
ここのガラスを割られてカギを開けて入られちゃったと。


何者かに侵入された経緯を話すのは、富士川町にある寺の住職です。2月6日の夜から7日の朝にかけて敷地内の建物の窓ガラスが割られ、何者かが侵入。


現金約4000円と腕時計4本(40万円相当)が盗まれました。


被害にあった住職:
願うことは1日でも早く捕まってほしい。ほかのお寺にも十分気を付けてほしい。

さらに…


別の寺の関係者:
切られてドアが開けられて全部のドアが開いていました。


別の寺の関係者:
うちは5時半ごろ、入られたのは。


富士川町のほか、南アルプス市の別の寺でも建物に侵入される事件が相次いでいることがわかりました。

直線距離7kmの範囲で、未遂も含めると少なくとも6件が被害に遭いました。


共通するのはすべての被害が寺で、犯行時間は、2月6日の夜から7日の朝5時半ごろとみられていることです。

敷地内の防犯カメラで犯人をみた被害者は…


被害にあった寺の関係者:
顔は完全にフードをかぶってました、全部黒のパーカーに黒いズボン、そして小さい懐中電灯を持っていた。


また、被害にあった他の住職によりますと、犯行には少なくとも3人が関わっていたといいます。


犯行時間が近く手口が似ていることから、警察は同一犯による窃盗事件とみて捜査をすすめています。