親が育てられない子どもを匿名でも預かる「赤ちゃんポスト」の設置を目指している東京の医療法人が、熊本市の慈恵病院を視察しました。

視察したのは、東京都内でクリニックを運営する医療法人「モルゲンロート」の小暮 裕之(こぐれ ひろゆき)理事長です。

モルゲンロートは2024年の秋以降、産婦人科の新設に合わせて赤ちゃんポストの設置を予定しています。

モルゲンロート 小暮 裕之 理事長「過去を理解しながら今に至るというこの状況を理解しながら勉強しなければならないと、肝なのがいかに持続可能なものにしていくかということが大事だと思うので」

モルゲンロートは、病院以外に身元を明かさず出産する「内密出産」にも取り組みたい考えで、今後、行政と話し合いを進め運営方法などを検討するとしています。