9日の宮城県内は晴れましたが、上空に寒気が流れ込んだ影響で、最高気温は仙台と石巻で▼3.9度など、平年より2度から3度低くなりました。
日中、やや強く吹いていた風はこの時間、徐々に収まってきました。10日にかけても気温の低い状況が続く中、県内は10日の午後から本格的に雪が降り、11日の朝にかけて大雪となるおそれがあります。
注目は、九州の西から進んでくる低気圧です。本州の南岸を発達しながら東へ進むいわゆる「南岸低気圧」と呼ばれる低気圧で、県内に湿った大雪をもたらすことで知られます。

雪雲の予想を見ていくと、10日の昼過ぎから雪雲がかかり始め、夕方には県内の広い範囲で雪となる見込みです。沿岸では雨が混じる所もありますが、多くの地域は雪のまま11日の朝にかけて降り続くでしょう。

10日午後6時からの24時間に予想される降雪量は、県内の多い所で20センチから40センチです。大雪警報が発表される可能性もありますので、今後の情報に十分注意してください。














