秋本外務政務官の国会での答弁が虚偽だったのではないかと一部週刊誌で報じられた問題で、秋本政務官は「関係者からの献金という認識はなかった」などとして、虚偽答弁にはあたらないという認識を示しました。

秋本外務政務官は今月2日、自身が推進してきた再生エネルギーの関連企業の関係者から献金を受け取ったことがあるか国会で問われたのに対し、「答えはノーだ」と否定しています。

「文春オンライン」はきのう、この企業の創業メンバーで特別顧問を務めていた人物が代表取締役となっている会社から献金を受け取っており、答弁は虚偽の疑いがあるなどと報じました。

立憲民主党 鎌田さゆり 衆議院議員
「秋本外務政務官、先週のご答弁。事実と違う答弁となりませんか?これ虚偽答弁の疑いまで出てきますよ。どうでしょう」

秋本真利 外務政務官
「直接お問い合わせをさせていただきました。その際、関係性がないという答弁をいただいたため、この回答内容を踏まえて答弁を行ったということでございます」

秋本政務官はきょうの衆議院予算委員会で、2018年から2020年までの3年間に指摘された会社から180万円の献金があったことを認めました。

そのうえで、「指摘されている企業に問い合わせたうえで、当事者が関係性がないと言っている」「両者が関係企業であると、第三者である私が認定することは困難ではないか」などとして虚偽答弁にはあたらないという認識を示しました。