十和田湖と奥入瀬渓流で「しぶき氷」と「氷瀑」が見頃を迎え、この時期ならではの幻想的な光景が広がっています。

ひっそりと静まり返った真冬の十和田湖。子ノ口地区周辺でこの時期に姿を見せるのが「しぶき氷」です。冷たい強風で湖の波しぶきが岸辺の木の枝や岩に付着して凍結してできる自然現象でその形は、実に様々。ガラス細工のように輝く氷のオブジェは、気温や風の強さによって日々、姿を変えながら来週にかけて見頃が続きます。

氷の柱が連なる絶景。滝や水が寒さで凍った氷瀑(ひょうばく)です。十和田湖の子ノ口から続く奥入瀬渓流は滝や湧き水が豊富で、毎年この時期には神秘的な光景が広がります。

7日は、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」の宿泊客がライトアップツアーで見物に訪れ、壮大な自然の造形美を楽しんでいました。

※訪れた人は「すごいきれいだったので、あまり見る機会がないので、来てよかったなと思います。」「夜の森に行くっていうのが初めてだったので、日常とは違ったワクワク感があってすごく楽しめました。」

奥入瀬渓流の氷瀑はこれから来週にかけてさらに大きくなり、3月半ばごろまで楽しめそうです。