冬の味覚「カキ」。大分県内各地で養殖が進む中、佐伯市内のオイスターバーでは、県内4か所のブランド牡蠣を食べ比べできる珍しい企画が始まっています。

佐伯市新町通りにあるオイスターバー「ピュアミルキッシモ」。普段は全国各地のカキを扱っていますが、2月はオープン1周年を記念して、県内4か所のブランド牡蠣をワンプレートで提供しています。

(ピュアミルキッシモ・オーナー石井淳也さん)「大分でもカキの養殖が結構増えてきている。日本で初めてひがたを使って養殖したものとか、ブランドカキがそろっているので、すべて集めたら面白いかなと思ったのがきっかけ」

昼間は佐伯市鶴見でマガキ養殖に取り組む石井さん。その自慢の牡蠣が「海雫」です。今回の企画では「海雫」のほか、中津市の「ひがた美人」、国東市の「オストラクニサキ」、佐伯市の「大入島オイスター」の4種類が味わえます。

(味わった人)「おいしいです。大分県産の生ガキが食べ比べできるってなかなかないと思うのですごくうれしい」「すごくあっさりしていて、カキが嫌いな人でも食べられると思った」

(ピュアミルキッシモ・オーナー石井淳也さん)「場所や海域、塩分濃度で味も全然変わるので、大分でこれだけ美味しいカキがあるよっていうのを知ってもらうきっかけになればいいかなと」

県産ブランドカキの魅力を知ってもらいたいと初めて企画された食べ比べフェア。佐伯市のオイスターバーで2月末まで開催されます。