9日は私立高校で入試が行われます。本格的な受験シーズンに合わせて、青森県内には学問の神様・菅原道真のねぶたや青森らしい「りんご神社」が登場し、受験生たちを応援しています。

縦1メートル60センチ横1メートル10センチの菅原道真のねぶた。受験生を応援しようと毎年、この時期青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」に展示されています。今年は初めて富士山のねぶたも展示され、合格という頂上にたどり着きますようにと、道真とともに受験生たちを見守っています。

※レポート楠原彩加 記者
「来場された受験生には、こちらのしおりがプレゼントされます。実際に活躍したねぶたで作られているんです」

色鮮やかなしおりは、眠りをながすというねぶたの由来にちなんで、眠気に負けず、受験に勝ってほしいとの願いが込められています。

※ねぶたの家ワ・ラッセ 中野凛さん
「菅原道真の学問の神様の力と富士山のご利益を得て、受験生の皆さんにはパワー全開でがんばってほしい」

ねぶたは菅原道真が祀られている東京・湯島天満宮の学業のお守りと合わせて3月12日まで展示されます。

受験生を応援するイベントはJR弘前駅でも開催されています。改札口近くにお目見えしたのは、「りんご神社」です。特大の合格きっぷを設置して受験生にエールを送っています。

また、「メッセージトレインボード」には受験生の家族や友人からの応援メッセージや受験生の意気込みが掲示され、新幹線が合格の春へと運んでくれそうです。

青森県内でも高校受験のシーズンを迎え、9日は私立高校、3月7日には県立高校の入試が行われます。