青森県弘前市の新しい観光商品を創り出す「ひろさき読み解く旅」のモニターツアーが行われました。旅のテーマは「津軽塗」です。
モニターツアーは観光庁の補助金を活用して、弘前観光コンベンション協会が行いました。観光ボランティアガイドなど4人が参加した8日の旅のテーマは伝統工芸「津軽塗」です。弘前工業研究所を訪れた一行は、「堅牢優美(けんろうゆうび)」と称される津軽塗の歴史や技法などについて講義を受けました。
※弘前観光コンベンション協会 小笠原清寿観光推進課長
「地元を再発見して欲しい。またIターンやUターンを希望している人、大学生にも参加してもらって、弘前を知ってもらって弘前のファンになってほしい」
このあと一行は津軽藩ねぷた村に移動し、紙やすりで箸やスプーンに津軽塗特有の模様を研ぎ出す工程に挑戦しました。
※参加者は
「私たちは、ある程度知っていて参加しても難しい講座だったと思う」
「絵柄が出てくるというのがめちゃくちゃ楽しい。初めて職人の大変さも分かったし、いいツアーになると思う」
弘前観光コンベンション協会では、モニターツアーをもとにした商品化のほか、旅のテーマを「リンゴ」や「映画・小説」などに広げ、「ひろさき読み解く旅」のシリーズ化を目指したいとしています。














