60代の女性が、市役所の職員などをかたる「還付金詐欺」であわせて147万円をだましとられました。
今月2日午後1時ごろ、富山県射水市に住む60代の女性の家に、市役所職員を名乗る男から「2万9600円の還付金を受け取ると、今後の介護保険料が安くなる」「手続きのためATMに行ってほしい」などと電話がありました。
女性がATMに到着し、教えられた番号に電話をすると同じ男が応対し、女性は言われた通りにATMを操作して47万6320円を振り込みました。
しかし、男から「今の振り込みはエラーになった」などと言われ、女性は再び別の口座でATMを操作し、99万8356円を振り込みました。
直後に女性は不審に思い、金融機関に相談し、金融機関が警察に届け出たということです。
女性の被害総額は147万円に上ります。
警察は「あなたに還付金がある」「ATMで手続きができる」などと言い、手続きをさせるのは特殊詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。














