アメリカ政府が中国の気球を撃墜し、その残骸を返還しない意向を示したことについて、中国政府は「気球はアメリカのものではない」と反発しました。

中国外務省 毛寧報道官
「この気球はアメリカのものではない。中国政府は自身の正当で合法的権益を引き続き断固守る」

中国外務省の毛寧報道官は7日の記者会見で、アメリカ政府が撃墜した気球の残骸を中国に返却する考えはないとしていることに反発しました。また、アメリカが気球を撃墜したことについても「非武力の方式で適切に処理すべきだが、執拗に武力を行使していて、明らかに過剰反応だ」とあらためて批判しています。