青森県黒石市で6日、75歳の女性が自宅の風除室の近くで雪に埋まった状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は、屋根からの落雪に巻き込まれたとみて調べています。

死亡したのは黒石市下山形の無職・櫻庭絹枝さん75歳です。
6日午後6時過ぎ、櫻庭さんと同居する娘が仕事から帰宅したところ、風除室の近くで30センチから40センチほどの深さの雪に埋まっている櫻庭さんを見つけて消防に通報しました。
櫻庭さんは市内の病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。体温が低下したことによる凍死と見られています。
警察によりますと、現場には、桜庭さんが屋根の雪を落とす際に普段から使っていた除雪用の道具が落ちていたということです。

6日の黒石市は、日中の最高気温が6℃近くまで上がっていて、警察は、現場の状況などから風除室の屋根から雪が落ちて巻き込まれた可能性があるとみて調べています。