連日の寒波から一転、6日は各地で気温が上がる中、雪の事故が起きました。消防などによりますと、6日昼ごろ青森市の保育園で雪かきをしていた女性が雪に埋もれた状態で発見され、運ばれた病院で死亡が確認されました。

※レポート 竹島紀博記者
「こちら、茶色い建物の市民館の屋根から雪が落ちて、隣の保育園で雪かきをしていた女性が埋もれたと見られています」

6日午後1時前、青森市宮田にある宮田(みやた)保育園で「屋根雪の下敷きになっている人がいる」と近くにいた人から消防に通報がありました。消防がかけつけたところ、園長を務めている60代女性が、雪に埋もれた状態で見つかったということです。女性は意識不明の状態で青森市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。保育園によりますと女性は1人で雪かきをしていたということです。

※保育園の理事長
「責任感で1人で雪を片付けていたと思っている。雪が落ちた瞬間も誰も見ていない。音もしなかった。30分くらいは雪の下になっていたと考えている」

青森市は6日、最高気温が6.3度まで上がり、溶けだした雪が屋根から落ちやすい状態となっていました。警察は当時の状況などを調べています。