熊本市中心部の交通量の分散を目的にした、熊本環状道路の一部区間が5日開通しました。
5日新たに開通したのは熊本市北区の植木(うえき)バイパス下硯川(しもすずりかわ)IC入口交差点から四方寄(よもぎ)南交差点までのおよそ900メートルで、熊本環状道路の7割ほどが完成したことになります。
これにより、植木バイパスが熊本西環状道路と国道3号の北バイパスと直結し、熊本環状道路を構成する4つの主要道路が1本に繋がることになりました。(※・植木バイパス・北バイパス・東バイパス・熊本西環状道路)
国土交通省によりますと、5日の開通で合志(こうし)市の御代志(みよし)駅から熊本市中心部までの所要時間がこれまでのおよそ45分から、30分へと15分ほど短縮されるということです。
また、西環状道路を含む熊本環状道路が全て完成すれば、熊本市中心市街地を通過する車両を1日あたり4万台減らせると渋滞緩和への効果が期待されています。













