アメリカの1月の就業者数は市場の予想を大幅に上回る51万人あまりの増加で、労働市場の底堅さが改めて鮮明になりました。

アメリカの1月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月と比べ51万7000人増え、市場予想を大幅に上回りました。

失業率は3.4%で53年8か月ぶりの低い水準となったほか、平均時給は前の月と比べ0.3%増加しました。

アメリカ バイデン大統領
「アメリカ経済の健全性にとって前向きな兆しだ。労働市場が歴史的な水準であっても物価上昇率は下がり続けている」

外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが広がり、円相場は一時、1ドル=131円台まで円安が進みました。