氷の上での熱い戦いが繰り広げられている八戸国体。3日はアイスホッケー成年男子準々決勝が行われ、青森県代表が北海道と対戦しました。

ここまでの2試合は大差で勝ち進んできた青森県。8年ぶりの優勝に向けて最大の山場と位置付けている北海道との準々決勝に臨みました。ゲーム序盤、相手の猛攻を受けて立て続けに失点。5点を追いかける苦しい展開を強いられた青森県は第2ピリオド、相手の反則で獲得したペナルティーショットを八戸市出身の大久保雅斗(おおくぼまさと)選手が決めて反撃の狼煙を上げると、最終第3ピリオド。流れるようなパス回しから、最後は大久保選手!青森県はさらに1点を返してスタンドを沸かせましたが、序盤の失点が響いて3対7で敗れました。

※大久保雅斗選手
「苦しい状況だったんですけど、1点ずつ取っていこうという気持ちでやっていたので…みんな全力を出し切れたと思います。子どものころから八戸でプレーしてるんですけど、こんなに(観客が)入った中でプレーしたことなかったのですごい楽しかったです」

青森県は5位から8位の順位決定戦に回り、午後6時から京都府と対戦しています。