地震で被害を受けた青森県八戸市のNTT東日本のビルについて、8日と同程度の地震でも、鉄塔は倒壊の恐れがないことが23日確認されました。
これを受け、周辺の避難指示と通行止めは解除され、住民から安堵の声が聞かれました。

NTT東日本は12月8日の地震で鉄塔の柱が破断した八戸市のビルについて、詳細な調査をした結果、今回と同程度の地震が発生した場合でも、倒壊の恐れがないことを確認したと発表しました。
地震直後の損傷状況でも倒壊の恐れはなく、引き続き、年内の修復に向けて工事を進めるとしています。

近くの人は
「よかった。いつ倒れるかわからないから。それが心配だった。家の方がいい。外に行ったら寝られない」


これを受け、23日夜に住宅35世帯への避難指示解除されたほか、周辺の国道45号の通行止めが解除され、被害の確認から12日後でようやく、NTTビルの周辺は本来の姿に戻ることができました。