2月3日は節分。節分といえば豆まきですが、今やこども園などでは、ある理由から、豆ではなく、別のものを鬼に投げつけています。

3日、鳥取県米子市内のこども園。お手製の鬼のお面をかぶった子どもたちが、鬼退治をしていました。


一生懸命投げる子や、泣いてしまう子も…。

ただ、子どもたちが投げているのは「豆」ではありません。

薄井靖代キャスター

「園児たちが投げているのは豆ではなく紙を丸めたもの。大きさは手のひらくらいです」


一体、ナゼ?。

かいけ心正こども園 林春菜 担任

「炒った本物の大豆で豆まきをしていたんですけど、県外の園で誤えんの事件を受けて、自分たちで作った新聞紙を丸めて、その上から折り紙を包んで作る豆で豆まきをするように変えました」

3年前、島根県松江市の保育施設で豆まきをしていた園児が豆をのどにつまらせ、窒息死する事故が起きました。

こうした事故を受け、この園では、誤えんを防ぐため豆をまくのはやめました。

園児は 「楽しかった」

Q鬼退治できた?「うん」

「怖くなかった」


緑鬼は

「泣かずに勇敢に立ち向かってきたので強い子たちでしたね。引き分けってところですかね。来年も決着つけにやってくるんで、子どもたちともう1回戦わせてもらいます」