「天下の奇祭」、愛知県稲沢市の国府宮(こうのみや)はだか祭(まつり)。

新型コロナの影響で中止されてきた、「もみ合い」がことし3年ぶりに復活。実に1200年以上の歴史を持つ儺追神事(なおいしんじ)=通称はだか祭。

数千人ものはだか男たちが境内を埋め尽くす中、人々の厄を一身に背負うために、儺追殿(なおいでん)を目指す「神男(しんおとこ)」。

例年8000人ほどの男たちが参加するはだか祭。ことしは4000人~5000人が参加し、午後4時54分、男たちの熱気の中、神男が無事儺追殿に上がりました。


直後に両脇を支えられながら儺追殿にふたたび姿を現したことしの神男、愛知県あま市の矢澤謙二さん(41)。「やりきった」という表情にあふれていました。