3年前に宮城県上空で目撃された気球のような謎の飛行物体、皆さん覚えていますでしょうか。実は同じような物体がアメリカ上空でも目撃され、アメリカ政府は中国からの偵察用の気球だと2日、明らかにしました。専門家は3年前の物体も中国からやってきた可能性が高いと考えています。

アメリカの北西部、モンタナ州で撮影された飛行物体。アメリカ国防総省は2日、偵察用の気球がアメリカ上空を飛行していることを明らかにし、国防総省高官は「中国のものだと確信している」と話しています。

宮城県内でも気球のような飛行物体が3年前の6月に広い範囲で目撃されましたが、正体や誰が打ち上げたのかは分かっていません。

この飛行物体を分析してきた、東北大学の服部誠准教授は、アメリカで目撃されたものもよく似ていると話します。